【堺市の住宅タイプ別】外壁塗装が必要なタイミングとは?
2025.05.07 (Wed) 更新
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みなさんこんにちは!千成工務店代表取締役の千崎です。
一般的に住まいが築10年になると、外壁塗装をするタイミングです。あくまで目安であり、実際は、住まいの構造やエリアの気候特性でも変わります。そのため堺市にお住まいの方は、立地環境や地域特性も踏まえ、外壁塗装のタイミングを検討したほうがいいでしょう。
ただ、無条件で「10年」という数字にだけこだわると、ムダな出費にもつながります。そこで今回のお役立ちコラムでは、堺市の住まいのタイプと外壁塗装のタイミングの関係についてくわしくお話しします。
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外壁塗装のタイミングとしての「築10年」という数字は、適当に決められているわけではありません。築10年だと、塗料の中で耐用年数を超えるものが出てくるからです。
アクリルやウレタン塗料の耐用年数は10年以下となっています。令和7年現在で、主流となっているのはシリコン塗料です。10年経過すると、耐用年数を超えて劣化症状が出てくるため、塗り替え時期の目安となっています。
また、ハウスメーカーが設定する新築の保証期間で多いのは10年です。10年目に点検をした際に外壁塗装を勧めてくるのは、納得できる話でしょう。
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住まいの構造や立地環境でも変わる
住まいの構造や立地環境は塗装工事のタイミングに大きな影響を与えます。住まいの構造とは【木造・鉄骨・RC】の違いと考えてください。一般戸建ての住まいの構造は、木造・鉄骨・RC造があります。各住まいの構造で注意したい劣化症状は異なるのです。
基本的にどのような建物でも塗装工事を行います。目的は、塗料によって塗膜を形成するためです。塗膜は塗料の成分によって形成される保護膜を指します。
塗料の成分は、樹脂・顔料・添加剤や溶剤が含まれているのです。対象の外壁や屋根に塗料を塗ると、溶剤が蒸発して、樹脂や顔料や添加剤が残ります。残った成分が固まると塗膜という保護膜になるのです。
保護膜は建物に負担を与える外部要因の盾となり、負担を引き受けています。負担を与える外部要因とは、紫外線・雨風の他、湿気や熱など多岐に渡るのです。塗膜がないと外壁材は、長期的にダメージを受け続けることになります。結果、ヒビが入ったり表面が崩れたりして雨漏りの原因になるのです。雨だけではなく、ゴキブリやシロアリのような害虫も住まい内部へ侵入してきます。
カビの胞子や汚れも入って来るでしょう。外壁や屋根の劣化を遅らせるために、塗装工事は必須なのです。ただ、住まいの構造によって、負担を与える要因に対する強さは変わります。以下でくわしくお話しします。
木造住宅
木造住宅は水分が弱点です。木造住宅は構造躯体に木材の柱や梁が使われています。木材は一定量以上の水分を含むと、木材をエサにする木材腐朽菌という菌類が繁殖しやすくなるのです。
木材腐朽菌は木材を構成するセルロースやヘミセルロースを食い尽くし、ボロボロにします。その結果が腐朽、つまり腐った状態になるのです。柱や梁が腐朽すれば、住まいの耐久性は一気に低下します。
また、木材が腐朽すると、シロアリのような害虫を呼び寄せます。シロアリは木材だけではなく、基礎や断熱材などもかじってしまうのです。コンクリートや鉛でも被害が出てしまいます。住まいの耐久性が極端に低下すれば、地震や台風によって倒壊する危険性さえ出てくるのです。
鉄骨住宅
鉄骨住宅は柱や梁のような構造躯体に鉄骨が使われています。鉄骨ですから耐久性が高く、弱点がないように思われるかもしれません。ただ、木造住宅の木材と同様に水分が弱点なのです。
雨漏りによって雨水がかかる、または湿気がこもった場所では錆に注意しなければなりません。沿岸部も注意が必要です。沿岸部の場合、潮風による塩害があります。塩分が金属に付着すると、錆が発生しやすいからです。
外壁がひび割れ、雨水が侵入して鉄骨を濡らすと劣化します。本来、強度のある鉄骨も弱くなるのです。まさに木材の腐食と同じように腐ってしまいます。地震や台風のようなエネルギーに耐えられないリスクさえ出てくるのです。
RC造
RC造は鉄筋コンクリートで、鉄骨住宅よりも強固に感じられます。実際に耐久性も高いですし、耐火性もあって頑強な住まいです。ただ、外壁であるコンクリートがひび割れると、雨漏りが侵入するのです。
中の鉄筋が雨水で濡れると、錆が発生します。鉄筋は錆びると体積が増えて膨張してしまうのです。膨張した鉄筋は周囲のコンクリートを圧迫し、壊してしまいます。結果、コンクリートの外壁はひび割れてはがれ落ちてしまうのです。爆裂現象と呼ばれるもので、高所で発生すると落下する危険性があります。また、コンクリートは塩害の影響も強く受けるのです。
通常、コンクリートは強アルカリ性であり、鉄筋表面には不動態皮膜というものが形成されています。そのためコンクリート内の鉄筋は簡単に錆びません。ただ、コンクリート内部に許容濃度以上の塩化物イオンが存在すると、不動態皮膜が壊されてしまいます。鉄筋は錆びて爆裂現象につながるのです。
コンクリートも塩害だけではなく、雨風を受け続ければ劣化してひび割れてしまいます。
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堺市ならではの環境も注意
これまで住まいの構造によって、なにが劣化の原因として大きいのか話してきました。劣化原因を踏まえて堺市の環境を考えると、どのような対策が求められるのかが見えてきます。
堺市の位置は大阪府の中央南西部です。堺区や西区は大阪湾に面しています。大阪湾沿岸部からの潮風は、住まいに大きなダメージを与えてしまうのです。たとえば、トタンやガルバリウム鋼板のような金属外壁や金属部は錆に注意しなければなりません。
木造住宅は湿気への対策も必要です。また、西区は塩害による影響は大きいのですが、内陸部も油断できません。東区や美原区のような東部では、夏場の暑さにも注意が必要です。
堺の1991年〜2020年の日最高気温は8月で33.9度を記録しています。強い紫外線や昼夜の気温差は塗膜に大きな負担をかける要因です。建物自体も、気温が高くなると膨張し、低下すると収縮します。膨張と収縮を繰り返すことで、外壁もダメージを受けてひび割れにつながるのです。
堺市では塩害だけではなく、寒暖差にも注意したうえで、外壁塗装のタイミングを検討しなければなりません。
10年に縛られない塗装のタイミングを見極めるポイント
木造・鉄骨・RC造、それぞれの外壁塗装のタイミングは立地条件によっても大きく変動します。より過酷な環境下にあるなら、10年以下でメンテナンスが必要な場合も出てくるのです。
RC造のマンションの場合、国土交通省では、約11年〜18年の塗装工事を推奨しています。RC造を基準にすると、木造の場合は少し早めにメンテナンスを考えたほうがいいでしょう。立地環境によっては約7年〜10年でメンテナンスや点検をしたほうがいいかもしれません。
鉄骨造は10年〜15年目程度です。ただし、立地条件、気候環境を考えると「絶対にこの期間がメンテナンスのタイミング」というのは、断言できないところもあります。構造躯体だけではなく、塗装工事に使用する塗料でも、タイミングは変わるからです。基本的には、プロの点検による劣化状況の調査が確実といえるでしょう。
ただし、明確に外壁塗装をしたほうがいい劣化サインもあります。ここからくわしく劣化サインについてお話しします。
幅0.3ミリ以上のひび割れ
幅0.3ミリ以上のひび割れが見つかったら、早急に外壁塗装専門業者への相談が必要です。一部だけのひび割れだとしても、0.3ミリ以上になると塗膜だけではなく、外壁自体の劣化も考えられます。
幅0.3ミリ以下はヘアークラックと呼ばれるもので軽度の劣化ですが油断できません。1ミリ以上のひび割れだと、すでに雨漏りが発生してもおかしくない状態です。明確なひび割れは、一般の方でも目視で発見しやすいでしょう。ただ、2階や3階の死角だと見落としがちのため、定期的なメンテナンスで見落とさないようにすることが肝心です。
見逃すと大損?タイミングで費用も美観も変わる
湿気の多い場所だとカビや藻の繁殖を食い止めなければなりません。美観だけではなく、カビの場合、胞子を吸い込むことによるカビアレルギーのような健康被害をもたらします。とくに体力や免疫力に不安のある子どもや高齢者がいるご家庭は要注意です。
また、外壁を触ると白いチョークのような粉が付く場合もあります。チョーキング現象と呼ばれるもので、塗膜が劣化して顔料が分離した状態です。他にも色あせやくすみは軽度の劣化ですが、外壁塗装の検討をはじめたほうがいいサインといえます。
軽度の劣化症状なら、メンテナンス費用も多額になりません。ただ、雨漏りがすでに発生している、0.3ミリ以上のひび割れが広範囲に発生しているなら、外壁の張り替えも必要です。
外壁塗装だけ施工するより、費用もかかってしまうため、軽症の時点で気づいて早めに手を打ちましょう。そうすることでコストも抑えられます。
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堺市にお住まいなら「外壁の劣化症状」を千成工務店がチェックします!
千成工務店に相談することで最適な塗装タイミングがわかります!
外壁塗装は「築10年」という目安だけで判断すると、まだ劣化が進んでいないにもかかわらず塗装をしてしまったり、逆に深刻な劣化を見逃してしまったりするおそれがあります。実際には、住宅の構造(木造・鉄骨・RC造)や堺市ならではの潮風や気温差などの地域特性も踏まえて、最適なタイミングを見極めることが重要です。
そのため、株式会社千成工務店では、塗装のプロが現地で建物の劣化状況を調査し、住宅ごとにベストな塗装時期を提案しています。見た目の美しさはもちろん、建物の寿命や安全性を守るためにも、早めの相談が安心です。とくにチョーキングや0.3ミリ以上のひび割れなど、明確な劣化サインが出ている場合は、外壁の張り替えを避けるためにも早急な対処が必要です。
堺市で「うちはそろそろ外壁塗装の時期かな?」と少しでも感じた方は、千成工務店の無料診断を活用して、まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、フォーム・メール・お電話・ショールーム来店にて対応可能です。最適なタイミングを見逃さず、コストを抑えながらしっかり住まいを守りましょう。
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