塗装か張替えか? 後悔ゼロの選択術|我が家にベストな外壁リフォーム
2025.06.21 (Sat) 更新
堺市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理・防水工事なら
におまかせください!
みなさんこんにちは!千成工務店代表取締役の千崎です。
築年数が経過すると、外壁塗装にするか外壁張替えにするかは悩みどころです。外壁塗装は、大切な住まいを守るために欠かせません。外壁塗装以外には、外壁の張替えがあります。外壁塗装では対応できないほど劣化した場合、外壁を全交換するのが張替えという選択肢です。外壁塗装も外壁張替えも同様に大きなコストがかかります。一般的には、外壁張替えのほうが施工費用は高くなりがちです。
外壁塗装か外壁張替えにするかは、コストとともに施工後も見据えた上での判断が求められます。では、どちらがいいのか判断するには、どのようなポイントを押さえておけばいいのでしょうか?
そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装か外壁張替えにするのか見極めるため、適切な判断のためのポイントをくわしくお話しします。
▼合わせて読みたい▼
外壁塗装・屋根塗装メニュー
「現時点での劣化状態」を見極めることが肝心
外壁塗装にするのか、それとも外壁張替えにするのかは、簡単に見極められません。ただ1つの基準として、劣化状態で判断する方法があります。以下でくわしくお話しします。
表面の色あせやチョーキングなら塗装で対応できる
表面の色あせやチョーキング程度なら、劣化の中では軽症と言えます。色あせは外壁塗装の色があせた状態です。外壁塗装では塗膜という保護膜を形成します。塗膜は樹脂や顔料や添加剤が含まれているのです。色に関係するのは顔料ですが、劣化すると外壁の美観が低下します。色あせや変色などが発生するわけです。
ただし、顔料自体はあくまで美観の問題でしかありません。そのため、再塗装すれば解決できます。
チョーキングは劣化現象の1つで、顔料が劣化して発生する現象です。外壁に触れた際、指先にチョークの粉のようなものが付着します。チョークの粉のようなものは、劣化した顔料なのです。
色あせやチョーキングは外壁塗装の劣化サインであるのは間違いありません。ただし、下地である外壁材が劣化しているわけではないのです。そのため、色あせやチョーキング現象程度なら、外壁塗装をすれば問題は解決します。
塗膜のはがれや割れ
塗膜のはがれは、塗膜の劣化症状の中でも深刻なものです。ただ、あくまで塗膜に問題が発生しているだけなら、まだ外壁塗装で対処できる可能性があります。
塗膜がはがれたりひび割れたりすると、雨が降った際に侵入して下地である外壁材に影響を与えるのです。当然、放置すれば塗膜だけではなく外壁材が劣化するため早急な対処は求められます。
クラック・反り・カビが深刻なら張替え
広範囲の外壁自体に、ひび割れや反り、カビやサビなどが発生しているなら外壁塗装では対処できない可能性も出てきます。外壁材の1枚や2枚程度ならいいのですが、広範囲だと大規模リフォームになるのです。
カビの繁殖でも、高圧洗浄ではなくバイオ洗浄での対処が求められます。それでも完全に落ちそうにないほど広範囲なら、外壁張替えが必要です。ひび割れに関しても、狭い範囲で幅0.3ミリ以下、深さが4ミリ以下なら深刻ではありません。
問題は0.3ミリ以上、深さ4ミリ以上です。1ミリ以上ならすでに雨漏りが発生している可能性もあります。その他、吸水や乾燥、温度変化による膨張と収縮を繰り返すと外壁材は反ってしまうのです。このような状態では、外壁塗装では対処できません。外壁塗装よりも外壁張替えが必要です。
▼合わせて読みたい▼
知らないと損!堺市の外壁塗装の耐用年数と劣化を防ぐ秘訣
診断なくして判断なし!無料診断の重要性
実際の所、細かな劣化はプロでも目視では判断が難しいレベルです。戸建てでもマンションでも築年数が経過し、長期間、点検やメンテナンスを受けていないなら、塗装業者による診断を受けたほうが良いでしょう。外壁塗装で十分か、外壁張替えが必要か、プロによる適切な判断ができます。
外壁塗装と外壁張替えは「役割」も「費用」も異なる
外壁塗装と外壁張替えを検討する上で重要なのは、各施工の役割や費用についてです。この点を理解していないと、適切な判断はできません。
外壁塗装の役割は、既存の外壁材を長持ちさせるためのメンテナンスと考えてください。各外壁材で耐用年数は異なります。基本的に、外壁材の耐用年数はメンテナンスを前提にしているのです。もしメンテナンスをしておらず、外壁塗装もしていないなら、期待耐用年数より早急に劣化します。
外壁張替えは、メンテナンスではありません。外壁材自体を新しいものに交換する、根本的な修繕です。外壁塗装と外壁張替えに求められる目的は、根本的に異なります。その点を理解していないと、間違った判断になりがちです。
外壁塗装と外壁張替えの費用相場
外壁塗装と外壁張替えでは、費用も大きく異なります。戸建てでもマンションでも、費用を捻出しなければ対処できません。修繕積立金を計画する上でも、外壁塗装や外壁張替えの費用相場を知っておくことは重要なのです。
外壁塗装の費用相場
外壁塗装の費用相場は一般的な戸建てだと、約50万円~約150万円の間です。「50万円と150万円では金額の幅が大き過ぎる」と考えた方もいるかもしれません。
ただ、住まいの形状や階数のほか、劣化具合や塗料の種類でも費用は大きく変動するのです。同時に塗装業者の方針や工賃にも大きな影響を受けて決まります。「だいたい50万円〜150万円の間ぐらいはかかる。ただしさまざまな要素で高くなり、安くなる可能性もある」と考えておけばいいでしょう。
▼合わせて読みたい▼
堺市で外壁塗装するならいくらになる?ホンモノの費用を知るための3ステップ!
外壁張替えの費用相場
外壁の張替えについても「数枚で良いのか?全体で張替えが必要か?」によって費用は大きく変動します。軽度の劣化症状や雨漏りなら、5万円程度で済むかもしれません。ただ、すでに塗膜も劣化してあちこちはがれたり割れたりしているなら話は別です。
外壁材自体が劣化して、雨漏りが発生しているほどなら約80万円~約200万円はかかると考えた方が良いでしょう。劣化状態が広範囲なら、200万円以上かかる可能性はあります。その点は、外壁塗装専門業者による適切な調査が必要です。
外壁塗装と外壁張替えはどちらがいい?それぞれのメリット・デメリット
外壁塗装と外壁張替えそれぞれのメリット・デメリットをくわしくお話しします。
外壁塗装のメリット
外壁塗装は外壁張替えと比較すると、コストを抑えられる点が大きなメリットです。好条件が続く場合なら、工期は10日程度で完了します。
外壁塗装は天候にも左右されるのが注意点です。塗料は湿度も含めた水分がある環境下では、施工不良の可能性が高まります。とくに雨が続く梅雨時や台風シーズンは施工ができません。
その他にも美観をリフレッシュできるメリットもあります。色あせやチョーキング現象が出るような住まいは憂鬱になるものです。外壁塗装をすれば、大切な住まいを一新できます。
外壁塗装のデメリット
外壁塗装は塗膜を形成するのが目的です。塗膜は半永久的に保つものではありません。安価とは言え、アクリルやウレタン塗料を採用すると、10年経たずに外壁塗装が必要です。
一度のコストは抑えられても、短期間で何度も外壁塗装をすると、結局大きなコストがかかってきます。また、外壁材自体に発生している問題を、根本的には解決できません。深刻な劣化状態になると、外壁塗装をしたとしてもすぐに劣化症状が再発するリスクもあります。
外壁張替えのメリット
外壁張替えをすれば、外壁材自体が劣化していても、根本的な解決が期待できます。外壁材の多くは期待耐用年数が20年以上です。長期的な住まいの保護という点は大きなメリットでしょう。高耐久な外壁材を採用した場合、メンテナンスの頻度を抑えられます。
外壁張替えと同時に、断熱材を新しいものや高性能タイプに変更できるのもメリットです。断熱材は夏場の暑さや冬の寒さから住まい内部を守るために必須の設備と言えるでしょう。機能性を向上できれば快適に過ごせます。
断熱性能が向上すれば、エアコンを過剰に運転しなくても済むのです。電気代の節約という点でもメリットがあります。使用した外壁材から別の外壁材に変更すれば、美観向上も期待できます。防水シートの交換で防水機能も向上するのです。軽量な外壁材にすれば、耐震性向上も期待できるのです。
美観や機能性が向上すると、住まいの資産価値が高まります。将来的に、売却を検討しているなら、要望に合った金額で買い手が見つかりやすいのです。
外壁張替えのデメリット
外壁張替えのデメリットは高額な点です。外壁材の撤去費用とともに、外壁材の費用が求められます。下地も広範囲を調整するわけですから、外壁塗装と比較すると高額になりがちです。
工期も外壁塗装よりも長期間に渡ります。外壁材を撤去して下地調整をし、外壁材の取り付けをするのですから2週間以上かかると考えたほうがいいでしょう。外壁材も住まいの構造や形状によって、選択肢が限定的になる場合もあります。
判断ミスをしないためのポイント
「費用が安い」「張替えのほうが長持ちする」このように、1つのメリットだけを見据えて選択すると失敗します。外壁塗装も外壁張替えも、住まいの劣化状況や築年数を踏まえて判断することが鉄則です。住まいが建っているエリアの気候環境も踏まえて選ばなければなりません。
判断のアドバイスを仰ぎたいなら、地元密着の外壁塗装専門業者に相談すると良いでしょう。似たような条件下での施工経験や実績が豊富なため、適切な判断が期待できます。
▼合わせて読みたい▼
堺市の外壁塗装は比べるより“ゆとり選び”!失敗ゼロの業者選定術
千成工務店へ今すぐご相談!堺市の外壁を“塗装か張替えか”後悔ゼロで決める無料診断
堺市で外壁リフォームを検討中の皆さま、「塗装で十分なのか、それとも張替えが必要なのか」と悩んで時間だけが過ぎていませんか?外壁の色あせやチョーキングなら再塗装でコストを抑えられますが、クラックや反り、雨漏りが疑われる深刻な劣化は張替えで根本対処が不可欠です。
株式会社千成工務店の無料診断なら、外壁材の状態や雨水侵入リスク、今後10年間の維持費を数値と写真で「見える化」し、塗装と張替えを比較した最適プランをご提案します。診断結果を基に今後のメンテナンスサイクルまで設計するため、余計な出費や再工事といった後悔の芽を事前に摘み取れる点が最大のメリットです。
ご相談は24時間受付の問い合わせフォーム、図面や写真を添えて送れるメール、専門スタッフが即答する電話、実物サンプルや施工事例を直接確認できるショールーム来店の4通りからお選びいただけます。
いずれの方法でも堺市密着の千成工務店が迅速・丁寧に対応し、断熱改修や補助金活用のご提案までワンストップでサポートいたします。住まいの寿命と資産価値を守る最適解を手に入れるために、まずはお気軽にご相談ください。