堺市 S様邸 屋根塗装
2018.05.01 (Tue) 更新
堺市で塗装工事・防水工事でお世話になっています。大森です。
本日はS様邸の屋根塗装を行います。
一回目の塗装でだいぶ綺麗になりましたね。後は外壁塗装後にもう一度塗装すれば完了です。
さて、現在屋根の塗装でお考えの方もおられますよね?一見塗装なんて塗ってしまえば完了と思っている人も少なくないはずです。
しかしながら屋根塗装が原因で雨漏りが発生することがあります。そのワケは素人の方がよく失敗する「塗りすぎ」です。また激安業者や悪徳業者も手間が掛からないため、この「塗りすぎ」をすることがあります。なぜ「塗りすぎ」をすると雨漏りになると言うと、素人の方は雨漏りをしないためには隙間やひび割れをなくせばいいんだと考えてしまうと思います。
外壁ならば隙間をとにかく作らない塗装が必要になります。塗料を分厚く塗ることって防水になりますよね?ではなぜ屋根塗装では塗りすぎてはいけないのか。実は厚く塗りすぎると毛細管現象と言う現象がおきます。毛細管現象とは、いわゆる「すきま」など細かな空間でも、重力や上下左右関係なく液体が中へと浸透していく現象のことを言います。壁などのクラック(ひびわれ)などから雨漏りが発生するのも、この毛細管現象です。
屋根は防水するためにあるのではなく、屋根材への直接の雨や紫外線などの侵入を防ぐ為にあり、
実際防水効果を上げてくれているのは屋根の下にある防水シートなどの屋根材です。
なので、本来は屋根は多少の雨水が侵入しても、排水できるような作りになっているのです。
しかし、隙間なく塗料を塗ってしまい、屋根と屋根の隙間をなくしてしまうと、毛細管現象により屋根の中に入り込んだ水などにより湿気が溜まり、蒸発したいのに、蒸発する隙間がなくて、屋根の中に湿気が溜まった状態となってしまいます。屋根の中に湿気が溜まると、屋根裏の木を腐食させてしまい、結果屋根材をいため、雨漏りが発生するのです。
この事をふまえると、ご自分で塗装されたり、素人業者に塗装させるのは怖いですよね、もし屋根の塗装でお考えであればすぐにご連絡ください。いつでもご相談によらせていただきます。