堺市で雨漏りを防ぐ屋根塗装とは?放置すると危険なサインと補修のベストタイミング
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みなさんこんにちは!千成工務店代表取締役の千崎です。
「最近、天井にシミができた」「雨の後に天井がじっとりしている」
そのような症状が出てきたら要注意です。堺市では、梅雨や台風のダメージで屋根からの雨漏りが起きます。
「少々の雨漏りなら大丈夫」と放置すると、深刻な状況になりかねません。少しでも雨漏りが発生したら、大トラブルと考えておいたほうがいいのです。
外壁はもちろん、屋根は雨水の侵入口になりやすい場所と言えます。建物でも一番上にありますから、太陽光や雨風のダメージが蓄積しやすいのです。
堺市で雨漏り防止を考えるなら、屋根塗装を検討してみてください。とくに放置すると危険な劣化サインや補修のベストタイミングは逃さないようにしましょう。
そこで今回のお役立ちコラムでは、堺市において雨漏り防止のための危険なサインや補修のタイミングについてくわしくお話しします。
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放っておくと被害拡大?雨漏りの不安が高まる時期
堺市は西側にある大阪湾に面した立地です。潮風・湿気・台風の影響を受けやすいエリアと言えます。
潮風は建物に大きなダメージを与える要因です。金属部分に付着すると、塩分によってサビが発生します。金属屋根や外壁にとって、サビは大敵であり、雨漏りの原因になるからです。
通常、屋根には屋根塗装が施工されています。塗料によって形成される塗膜は薄い保護膜で、潮風だけではなく、湿気や台風の雨風のほか、汚れからも住まいを守っているのです。
ただ、潮風に含まれる塩化ナトリウムが固着して塗料を劣化させます。屋根だけではなく、鉄筋コンクリートでも、中にある鉄筋をサビさせる原因になるのです。
一度雨漏りが発生すれば、進行するに連れて被害は大きくなり、まさに住めない家になってもおかしくありません。
堺市で雨漏りに注意したい時期
堺市の梅雨シーズンは一般的に6月〜7月です。梅雨明けが遅い場合、8月上旬にまでずれることもあります。
近畿地方の梅雨入りと梅雨明けは気象庁から発表されますが、堺市もその傾向に準じます。台風は7月から10月にかけて上陸しやすい時期です。8月から9月頃は、非常に強い台風によって建物が被害を受けています。
過去には昭和9年(1934年)の室戸台風が挙げられるでしょう。 関西地方に大きな被害をもたらした台風で、堺市も逃れられませんでした。
平成30年(2018年)には台風21号によって大きな被害が発生しています。堺市でも、強風によって屋根の破損や飛来物による被害のほか、停電なども発生しました。
基本的には築年数10年を超えている住まいで、メンテナンスをしていなければ、梅雨や台風シーズン前に専門業者の点検を受けておいたほうがいいでしょう。
住まいの点検と補修のタイミング
梅雨や台風シーズンは住まいに大きなダメージを与える時期です。梅雨や台風シーズンに入ってから、雨漏り補修業者や屋根・外壁の塗装専門業者に多くの依頼が舞い込みます。
被害が出てからではなく、雨漏り防止の対策を事前に行うことで被害を最小限に食い止められるのです。被害が出てから、雨漏り補修専門業者に相談しようとしてもスケジュールが埋まっている場合も多々あります。
「どこでもいい」とスピード優先にすると、今度は悪質業者に法外な見積もりや請求書を出される可能性さえあるのです。
このような被害に遭わないためにも、事前対策が求められます。家主も日常的に以下のようなタイミングではとくにセルフチェックをしておいたほうがいいでしょう。
梅雨前
屋根や外壁のほか、雨樋などにもひび割れや破損がないか確認してみてください。ひび割れの場合、幅0.3ミリ以上だと、雨漏りが発生していてもおかしくありません。
0.3ミリ以下のようなひび割れはヘアクラックと呼ばれており、雨漏りのリスクは低いですが油断できません。深さがあると、雨水の侵入口になるからです。どちらにしても、雨漏り補修専門業者や塗装専門業者の本格的な点検を受けたほうがいいでしょう。
台風シーズンの前
屋根瓦や屋根材が浮いていたりずれたりしていないか、見える範囲でいいのでチェックしてみてください。
遠目から見る、そばに高台があるなら上がってみて屋根全体をチェックしましょう。2階や3階があるなら、部屋から屋根をチェックするのも有効です。
ベランダや陸屋根なら安全です。排水口がゴミで詰まっていないかチェックしてください。ゴミがあるなら定期的に取り除いて、水の流れが停滞しないようにします。
くれぐれも屋根に上がって点検しようとは考えないでください。滑落事故の危険性があります。
飛来物への対策
台風はときに植木鉢や物干し竿さえ飛ばすエネルギーを持っています。子どもの三輪車や自転車ぐらいなら飛んでしまう危険性があるのです。
風で飛ばされやすそうなものがあるなら、台風前に住まいの中へ入れておいたほうがいいでしょう。外壁にぶつかれば破損リスクもあります。
梅雨や台風後に発生したら早急に雨漏り補修専門業者へ相談したほうがいいサイン
梅雨や台風後、以下のようなサインが発生したら、早急に雨漏り補修専門業者へ相談してください。雨漏り発生の可能性が非常に高いからです。
天井や壁紙にシミができている
雨や台風が過ぎたあと、天井や壁紙に水シミが発生しているなら雨漏りの可能性は高くなります。とくに雨が降ると水シミが大きくなったり、数が増えたりしたら要注意です。
天井や壁紙に届くまで、雨水はどこかを通って来ています。途中の木材が濡れている可能性もあり、放置すると腐るため早めの対処が求められます。
カビ臭が強い
屋根裏からカビ臭がするようになったら、すでに屋根裏の空間で雨漏りが発生している可能性は高くなります。
カビは美観の問題もありますが、本当に怖いのは吸い込むことによる健康被害です。カビアレルギーやシックハウス症候群のきっかけになります。
外壁や屋根材に触れると手に粉がつくチョーキング現象
外壁や屋根材を触ったとき、白い粉が手に付着するのをチョーキング現象と呼びます。塗料が劣化して、防水性が失われ始めています。白い粉の正体は、塗料成分の顔料です。
塗膜が壊れて中身が出ているわけですから、塗膜の防水機能は失われています。チョーキング現象が出始めたら、屋根塗装や外壁塗装を検討したほうがいいでしょう。
参照:平成 26 – 27 年度厚生労働科学研究費補助金健康安全・危機管理対策総合研究事業科学的工ビデンスに基づく「新シックハウス症候群に関する相談と対策マニュアル(改訂版)」の作成研究班
屋根塗装で雨漏り防止
屋根塗装をすることで、屋根からの雨漏り対策が期待できます。屋根塗装は美観向上のためだけに行うものではありません。塗膜という保護膜を作って、防水性の維持や向上という重要な役割を担っています。
塗膜で保護することで、紫外線や雨風のような劣化要因から屋根材を守っているのです。同時に屋根材の寿命を伸ばすことにもつながります。
堺市でも変わりません。とくに大阪湾からの潮風は屋根に多大なダメージを与える要因です。屋根塗装をすることで、劣化を食い止められます。
とくに潮風に強い塗料は「フッ素」や「無機」などです。ハイグレード塗料と呼ばれる部類で、耐用年数も15年以上を誇ります。汚れが付着しても、塗膜が水に馴染みやすいため雨が降れば洗い流せるのもメリットです。
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屋根にこんな症状があれば要注意
屋根塗装のタイミングを見極めるには、以下のような劣化症状をチェックしましょう:
- 屋根材の色あせ・退色
- コケやカビの繁殖
- 塗膜のはがれやふくれ
- 雨どいの詰まりや軒天の変色
- 室内の天井や壁のシミやはがれ
屋根にこのような症状が見られたら、防水性能が落ちていると考えてください。見逃すと劣化は進み、屋根塗装ではカバーできないほどの修繕が必要です。
たとえば、屋根の土台となっている野地板が雨水で腐食していれば交換が求められます。屋根の全交換をする葺き替えなら、費用は数十万円や100万円以上になる場合も出てくるのです。
信頼できる堺市の屋根塗装業者とは?
屋根塗装での雨漏り予防では「どこに依頼するか」が重要です。堺市で業者を選ぶ際には、次のようなポイントに注目しましょう。
業者選びで失敗しないためのポイント
診断力があるかどうかチェックしてみてください。職人の勘や目視も信頼できますが、あわせてドローンや赤外線サーモグラフィカメラを使用した科学的診断が行える業者は信頼できます。
ドローンを使えば、目視では確認しにくい死角や高所の屋根の状況も確認できるのです。赤外線サーモグラフィカメラを利用すれば、他の箇所との温度差を比較して雨漏り箇所を特定できます。
使用するには専門知識や技術力が必要なため、診断力と診断方法が豊富ならそれだけ信頼性は高くなるのです。
防水に強い実績
屋根の雨漏りに関して適切に診断できる有資格者が在籍していると信頼できます。一級塗装技能士は、建物の塗装工事全般のプロです。経験豊かな雨漏り診断員がいるのも、信頼性は高くなります。
ただ、在籍しているだけではなく、防水関連の工事に関して施工実績もチェックしましょう。豊富なら信頼性は高いと言えます。
保証制度がある
屋根塗装工事について保証があるかどうかもチェックしてください。「保証がある」と、口だけでは信頼できません。保証書を発行できるかもポイントです。施工不良のようなトラブル発生でも、保証があるなら安心できます。
保証書も「範囲や期間」もチェックしてください。色あせのみ、保証は施工後1か月のみだと意味がありません。ひび割れやはがれは、保証してもらえないからです。
堺市で雨漏りを防ぐ屋根塗装なら千成工務店へご相談ください
堺市は潮風や台風などの自然環境から屋根が大きなダメージを受けやすい地域です。雨漏りは放置すると建物の内部構造まで腐食させ、修繕費用が膨れ上がるリスクがあります。屋根塗装は単なる美観のためだけでなく、防水機能を保ち、紫外線や雨風から屋根材を守る重要な役割を果たします。
特にフッ素塗料や無機塗料など耐久性・防水性に優れた塗料の使用は、堺市の気候に適しており、長期的な住まいの保護に効果的です。劣化のサインとしては、天井のシミ、チョーキング現象、屋根材の色あせやコケの発生などが挙げられます。これらの兆候を見逃さず、梅雨や台風シーズン前に専門的な点検と補修を行うことが重要です。
千成工務店ではドローンや赤外線カメラによる科学的な診断を実施し、有資格者による確かな施工と保証制度で安心をご提供します。屋根の不安を感じたら、まずはお問い合わせフォーム、メール、電話、またはショールームへのご来店でお気軽にご相談ください。早期の対応が住まいの長寿命化と安心生活の鍵です。